1:相続税のあらまし

1:相続税のあらまし

ご存じのとおり、相続税は財産を相続する際にかかる税金です。
計算方法は以下のようになります。

 

相続税額 = (全ての財産額 - 基礎控除額) × 相続税率
基礎控除額 = 3,000万円 + 600万円 × 法定相続人数

法定相続分に応ずる取得金額 税率 相続税控除額「1,000万円 10% 」

1,000万円 ~ 3,000万円 15% 50万円
3,000万円 ~ 5,000万円 20% 200万円
5,000万円 ~ 1億円 30% 700万円
1億円 ~ 2億円 40% 1,700万円
2億円 ~ 3億円 45% 2,700万円
3億円 ~ 6億円 50% 4,200万円
6億円 ~ 55% 7,200万円

さて、それでは具体的に計算してみます。

 

とある相続人1名(長男)が

1億円を相続した場合・・・

控除額 = 1億円 ー

(3,000万円 + 600万円×1)= 6,400万円

相続税額 = 6,400万円 × 30% —

700万円=1,220万円

この場合だと、1億円のうち、1,220万円は

税金として徴収されることが分かりました。